春が直ぐ近くに来ているようですが、寒暖の変化が続き体調管理には十分気を付けなければならない今日この頃です。
3月8日の21年第2回定例 会には14名が元気な姿で参加して定刻の1時に定番のコース料理(献立は後述)の会食で始まりました。2ヶ月毎の開催にしてはイベントも多彩で内容も楽し いものでした。開催前や中間における懇談も各位の近況から時の話題など内容も豊富で参加者を楽しませるには十分なものがありました。
今回のイベントは津波古勝子さんの「琉歌と和歌」と題した講演と「100年前の映画」のビデオ鑑賞でした。
続いての島唄練習曲はお馴染みの「だ んじゅかりゆし」でした。メロディはよく知られていますが、正調で歌うとなるとなかなかうまくいかないものです。しかし向上心豊な参加者各位は新たな努力 目標が出来たようで楽しそうでした。次回はもっと上手に歌えることでしょう。4時20分、次回をお楽しみにと挨拶を交わしながら散会しました。
①「琉歌と和歌」
上代文学(万葉集)から中世・近世・江戸文学まで和歌と琉歌の共通点など作品をあげて比較された。普段、和歌に馴染みの薄い小生にとってわかりにくい面もありましたが、幾つかの余談も交えて興味深く聞かせてもらいました。
②「100年前の映画」
100 年前に米国のエジソン社の撮影班が来日して映画を作った時の撮影内容が放映されましたが、町並みや人物像は現在との比較を交えて興味深いものでした。撮影 対象は動いているものに重点をおき汽動馬車、人力車、剣道の野試合風景のほか新橋駅、日本橋、浅草などの町並みや神戸港、横浜港、長崎港などの様子も鑑賞 できました。
③課題曲(だんじゅかりゆし)
船出を祝し、航海安全を祈願して歌われたものでゆっくりした歌いだしの前唄とハイテンポの後唄からなり、囃子もついて賑やかな唄です。祝いの席でもよく歌われています。
④献立
沖縄料理をベースにした食膳で毎回組み合わせに工夫がなされています。内容を記述し、右に写真を
掲示します。オリオンビール、ソーキ煮付け、天プラ、ジーマーミ豆腐、タコの刺身、アンダンスー、豆腐・ナメコ・ワケギの味噌汁、五穀米ごはん、キューイフルーツ。
皆さんもお気軽にご参加下さい。
毎月第二日曜日13時から、五反田の沖縄料理店「結まーる」(電話03-3445-5430)で練習しています。
島唄同好会の世話役、長嶺紀晃氏(那覇高8期:電話045-784-0411、携帯080-6802-2688)へご連絡下さい。