222慰霊の日を目前に控えた去る6月19日に、RBC報道制作局次長與那覇博明さんが上京されて『県立二中・34期生』の座談会が開かれました。
この学年は、沖縄戦で最も多くの犠牲者を出し、二中健児の塔に75名も祀られています。
出席した園田晴男、早川尚、前田現、真栄田謦、真栄田哲、山路安清の6名全員は、米軍上陸以前に疎開し、沖縄戦を経験していない為それぞれに負い目を抱いています。
軍国主義教育を受け、180度価値観のひっくり返った戦後の時代を経験した者として後輩たちにメッセージを送って欲しいとの司会者の求めに私は、戦前の偏狭な教育に追従したことへの反省を込めて「視野を広く持って柔軟な思考が出来るようにして欲しい」とのべた。
(文責/真栄田謦)
『県立二中・三四会』の座談会